エコペイズはオンラインカジノと日本の金融機関にあるこちらの口座とを仲介する決済サービスです。
そのため、その仲介として手数料を徴収しています。
今回は、エコペイズで発生する各種手数料を解説し、まとめました。
少しでも手数料を安くしたいと考えている方や、手数料の内容について知りたい方はきっと参考となるでしょう。
知っておきたいエコペイズの各種手数料
最初にエコペイズの決済で発生する手数料について紹介します。
ちなみに無料のもの、例えば口座開設やビットコインでの入金(ビットコインでの出金はできない)を省略しているのでご注意ください。
それと、エコペイズはユーザーの利用によってランクが決められており、ランクが上がるごとに手数料も安くなります。
しかし、ここではオンラインカジノのライトユーザーが最も利用すると思われるシルバーレベル(下から2番目のランクで出金が可能となるランク)の手数料を紹介していきます。
最初に入金に関する手数料から解説しましょう。
まず、銀行振り込み(Wire Pay)を利用した手数料は入金額の5%と換金手数料2.99%が引かれて入金されます。
ただ、注意すべきは最低金額が15ユーロという記載があることです。
そのため、入金額の5%の代わりに15ユーロに置き換わる場合があります。
つまり、1万円入金したら約2,000円(15ユーロ+2.99%)が手数料として差し引かれる可能性がある仕組みです。
なお、この方式は国内ローカル送金と呼ばれる送金で、日本国内にあるエコペイズと提携した代行業者に入金する方法になります。
国際送金でエコペイズに入金する場合は、10ユーロ+受け取り銀行手数料1,500円以上+中間銀行手数料1,000円以上+為替レート手数料1~2%です。
これはイギリスのエコペイズへ直接入金する手数料です。
例えば1万円入金するのであれば、約3,800円の手数料が発生します。
1万円の例では手数料によって、かなり取られてしまいますが、100万円などまとまった金額であれば比較的割安になります。
しかし、数万円程度の入金では非常に高額な手数料がかかります。
反映までに時間もかかるので、ハイローラーが計画的に入金する以外にはおすすめできない入金方法です。
最後にエコバウチャーと呼ばれる入金方法にも触れておきましょう。
これは、エコペイズの商品券のようなもので、ネットで購入して利用します。
その手数料は購入手数料5.9%+入金手数料2.9%+為替手数料10%です。
手数料は約1,880円ですが、購入が面倒なのでこちらもあまりおすすめできません。
出金については次の項目で解説します。
エコペイズの出金手数料とは
出金の手数料についても解説していきましょう。
こちらもシルバーランクでの手数料を例に解説します。
まず、国内ローカル送金は1%+換金手数料2.99%となっています。
こちらも最低15ユーロとなっているため、先ほど同様に1万円を出金しようとすれば2,000円程度の手数料がかかる仕組みです。
次の国際送金も入金時と同様です。
10ユーロ+受け取り銀行手数料1,500円以上+中間銀行手数料1,000円以上+為替レート手数料1~2%となります。
このように出金でもエコペイズではそれなりの手数料が発生してしまいます。
可能であれば、儲けをある程度エコペイズのアカウントに保管しておき、まとめて日本の金融機関に出金するのがおすすめの利用方法と言えるでしょう。
また、これらの手数料はグレードが上がってゴールド以上になると10~20%やすくなります。
ただし、かなり頻繁に利用してグレードを上げる必要があるので、最初はまとまった金額を出金するといった利用方法を取るのがおすすめです。
また、出金するのを忘れて12ヶ月年以上取引が無く、休眠状態の口座になってしまった場合は、月200円前後の手数料が休眠口座手数料として差し引かれていくので注意して下さい。
見落としがちなエコペイズの実質的手数料
エコペイズで発生する手数料としてここまで基本的な手数料をまとめてきました。
しかし、手数料として意外に見落としがちな費用もあります。
それは次の2つです。
・エコペイズの為替レート
・ATMでの手数料
エコペイズはオンラインカジノを利用するにあたって日本円を米ドルにする必要があります。
このときの為替レートが円安のときに入金するとチャージされるドルが少なくなります。
また、為替レートが円高のときに出金すると日本の金融機関に振り込まれた際の金額が目減りしてしまうのです。
このようなレートも注意して対応する必要があるといえるでしょう。
また、ATMの手数料も意外な出費になります。
例えば休日に出金すると220円以上の手数料が発生します。
1万円だとしたら2.2%が手数料として追加でかかってしまうのです。
せっかくオンラインカジノで稼いでも、ここでわずかでも取られてしまうと精神衛生的にもよくありません。
このような地味な手数料や為替レートのような隠れた手数料も意識して利用するようにしましょう。